【S7使用構築】カバギャラサイクル【最終77位】

お久しぶりです、もっちゃんです。

とある不祥事を起こしてしまってから、ゆっくり自分自身やポケモンと向き合う時間ができました。やってしまったことの後悔が募る一方、改めてポケモン対戦と真剣に向かい合いたいという思いもあり、S7を全力で取り組むことにしました。その結果、満足のいく成績を残すことができたので、6世代ぶりに構築記事を書かせていただきます。よかったら読んでいただけると嬉しいです。

 

【構築経緯】

8世代環境は、Z技の廃止やダイマックス参入、メガゲンガー削除などにより、圧倒的に過去作と比べてサイクルパが有利だと前々から感じていました。

それでも今まではヤンキー択が増えたり試合時間が短くなったりして動画映えする”対面構築”をメインに使っていましたが、今回このような状況になってしまい、改めて動画を意識せず純粋に高みを目指したいと思い、今期は"サイクルパ"を使うことを決心。

S7は、途中からリベロエースバーンが解禁されて大繁殖したため、エースバーンに弱くないサイクルを組む必要があり、カバルドンを軸にサイクルを組むことにしました。

エースポケモンの切り返しとして、8世代はたすきカウンターを採用する人が多いのでステルスロックや砂ダメ、てつのトゲなど、サイクルの中でたすきを潰せる要素をできる限り採用。

サイクルでうまく相手を疲弊させてエースポケモンを通すことをコンセプトとしました。

【使用構築】

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【単体紹介】

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カバルドン@たべのこし

特性:すなおこし   性格:わんぱく

技構成:じしん、あくび、ステルスロックほえる

調整:214(244)-132-173(156)-x-106(108)-67

 

今回の構築の軸。

いかにこいつの有利対面をつくるかを考えた。

調整は水ロトムハイドロポンプをいい乱数で耐えられるくらいまでDに振って残りはB特化。持ち物はギャラにオボンを持たせたかったので食べ残しにしてみたが、あくびのターン稼ぎと回復のシナジーがよく、かなり使用感がよかった。

僕もあくびばかりして仕事してると褒められる人生がよかった。

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ギャラドス@オボンのみ

特性:いかく  性格:いじっぱり

技構成:たきのぼり、とびはねる、ちょうはつ、りゅうのまい

調整:175(36)-177(124)-114(116)-x-124(28)-127(204)

 

今回の構築の軸②

調整はスズさんのブログ(http://winday77.hatenablog.com/entry/2020/06/01/110641)からパクった。

普通のASアタッカーギャラも検討したが、エースポケモンもサイクルに参加できた方が強いと思うので耐久調整いかくオボン型にした。

例えばカバナットでサイクル回したいが相手のエースバーンが重い~みたいなときにサイクル2体+エースという強い選出パターンを歪ませずに戦える。

また、ガチガチの受け回しに対して、挑発で逆に起点にできるのが強かった。ドヒドイデに挑発いれてりゅうまいしてるときの熱湯は本当に怖かった。燃えたくない、燃えたくないと自分のことのように願ってた。

 

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ナットレイ@オッカのみ

特性:てつのトゲ  性格:のんき

技構成:ジャイロボール、パワーウィップやどりぎのタネステルスロック

調整:181(252)-114-201(252)-x-137(4)-36

 

不利対面でも最悪1ターン居座れるオッカのみ。

前期まではてっぺきボディプレスで使っていたがサイクル意識のステロ採用。

みがわりアシレーヌの起点回避のためパワーウィップに変更したが、副産物としてグラスフィールドゴリラに後投げした後の、裏への高火力ウィップは強かった。

 

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ロトムとつげきチョッキ

特性:ふゆう  性格:ひかえめ

技構成:10まんボルト、ボルトチェンジあくのはどうハイドロポンプ

調整:157(252)-x-127-159(156)-127-119(100)

 

この構築の隠れヒーロー。

初手カバルドン読みで来る水ポケモン達に大体ささる。

Sラインをかなり上げているため、裏のエースを通すときに弊害になってくるロトムあたりを上から削ることができてえらかった。

また、流行りのエースバンに対して水ロトムカバルドンにひくことでバーンやジェットを打たれず、安定して切り返せる点もよかった。

 

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エースバーン@いのちのたま

特性:リベロ  性格:いじっぱり

技構成:かえんボール、とびはねる、ふいうち、とびひざげり

調整:159(28)-184(252)-95-x-95-168(228)

 

『エースバーンを制するものがS7を制す』

と僕が言っていたので採用。

カバやドヒドイデをごり押しできるのでいじっぱり推奨。ミラーはどうせ同速ゲーになるので、それならばSを少し落として耐久に振り、相手のエースバーンの膝を有利な乱数で耐えられるようにしたほうが強いと判断。また、ダイマックスするポケモンはHPを伸ばし得なのでこの調整で間違ってなかったと思う。

ちなみにH28振りで10n-1となり珠ダメ最小。オシャレすぎる。

 

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トゲキッス@ラムのみ

特性:てんのめぐみ  性格:ひかえめ

技構成:エアスラシュ、マジカルシャインだいもんじ、わるだくみ

調整:161(4)-x-115-189(252)-135-132(252)

 

特殊方面から殴れるエースポケモンが欲しくて採用。

ほとんど選出してない。笑

耐久ベースにしてサイクルに組み込めるようにすべきだったと反省。

 

【選出パターン】

 

基本は、

ロトムカバルドン+エースバーン or ギャラドス

初手はカバ読みされることが多いのでロトムから。

 

ゴリランダー入り↓

ロトム or カバルドンナットレイ+エースバーン or ギャラ 

ナットは確定で残りは柔軟に。

大体安定しそうなサイクルから決めて、それで厳しい相手に最悪後投げできるエースを選出。

ナット水ロトムでいく→エースバーン重いからギャラ

カバナットでいく→スピンロトムにダイジェットつまれたらギャラだと詰むからエースバーン...など

 

ガチガチの受け構築↓

初手ちょうはつギャラ+裏から悪だくみキッス+クッションポケモン

 

重い↓

イエッサン、初手ダイマリザ

イエッサンは初手エースバーンでダイジェット、リザは初手ロトムでダイストリームしてたけど大体きつい展開になる。

 

【結果】

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【感想】

みて頂いたらお分かりのように、実は変態ポケモンが全くいないふつうーな構築で潜ってました。

最終日の夜、某実況者に構築くれって言われたので善意であげたら、こんな普通の構築使えねーわってラブリィに罵倒されちゃいました。(結局自分の構築で一日で12000位→200位まで上げてました、強すぎ)

びっくりポケモンは刺されば強いけど、その分通らない相手も多くて結局不安定なのかなって思います。それよりも個々のポケモンに対して処理ルートを明確に決めておくことが勝つためには大事だなと感じました。1匹で1匹をみるのではなく、2匹以上の絡み(〇〇はロトムのボルチェン+エースバンのダイジェットでみれる...など)で処理ルートをひとつひとつ決めていけると柔軟な勝ち筋を拾えるポケモントレーナーになれるのかな?と未熟ながら色々と考えさせられるシーズンでした。

私事ですが、こんな真剣にポケモンに取り組んだのはマジで6世代のとき以来で、そういえばこのガチ対戦の魅力にひかれてポケモン界にのめりこんだんだったな、全力でやるポケモンはやっぱり楽しいな、としみじみ感じておりました。

やっぱり僕はポケモンが大好きです。なのでこれからもポケモンは続けていきます。

色々とみなさんにご迷惑をおかけしましたが、こんな僕とでも仲良くしてくれるポケ勢の皆さんは、これからもどうかよろしくお願いいたします。